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2025/11/13

俳句を詠んでみる_0614【 冬ざれのセルフレジ 立ち尽くす ひと 】

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行ってみたらセルフレジになっていた、という句を詠みました。

【 冬ざれのセルフレジ 立ち尽くす ひと 】

《背景》季語:冬ざれ[冬]
朝のマクドナルドに立ち寄った。
田舎だが、割と大きい店で、いつの間にかすべてセルフレジに変更されていた。
お客さんは老夫婦がけっこう多い。
あれれと立ち止まっている老人に「セルフレジになっております」と店員がカウンター越しに声を掛けているが、意味がわからず、聞き返していると店員が出てきた。
機械の前で立ち尽くす老人、朝のコーヒーも店員との会話なく操作することになったのか・・と寂しそうな表情に見えた。

 

2025/11/12

俳句を詠んでみる_0613【 帰宅し 芋掘り 洗い 皮剥く妻 】

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里芋が下ごしらえされるまでの様子をスピーディーに詠みました。

【 帰宅し 芋掘り 洗い 皮剥く妻 】

《背景》季語:芋[秋]
自分の育てた里芋が気になる妻。
帰宅し、クルマを降りると真っ先に里芋のもとに・・。
さっと掘り、流しで洗い、皮も剥き、「さてお茶にしましょうか」と素早い下ごしらえから休憩へ。

 

 

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2025/11/11

俳句を詠んでみる_0612【 庭先の黄落 憑き物が落ちた 】

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玄関先の木の黄落を見て一句詠みました。

【 庭先の黄落 憑き物が落ちた 】

《背景》季語:黄落[秋]
玄関を出たところの植え込みの黄落に気づいた。
こんな風に憑き物が落ちればいいのにと思う気持ちを詠んだ。

 

2025/11/10

俳句を詠んでみる_0611【 ストーブに 灯油満タン いつつける 】

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なんかもったいなくてストーブ点火できない、という句です。

【 ストーブに 灯油満タン いつつける 】

《背景》季語:ストーブ[冬]
灯油を買ってきて、ストーブのタンクは満タンになったが、いつつけようかと迷うのは「まだもったいない」という小市民的心が騒ぐから。
毎年のことです。

 

2025/11/09

俳句を詠んでみる_0610【 初めてのフグと あの時の同僚 】

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大人になったってフグなんてなかなか食べる機会はない。フグで思い出したことで一句詠みました。

【 初めてのフグと あの時の同僚 】

《背景》季語:フグ[冬]
テレビでフグの収穫の様子を見た。
初めてフグを食べたのは社会人になってからだった。
一緒に耐震関係の仕事をした建築部門の人達から忘年会のお招きを受け、やっとこの人達から少しばかり認められたのだと感じ、フグのおいしさは人の温かさと重なってよりいっそうのものだった。

 

俳句を詠んでみる_0609【 秋さびし 再会の声 叱られて 】

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突然、偶然の再会に我を忘れてしまい・・一句。

【 秋さびし 再会の声 叱られて 】

《背景》季語:秋さびし[秋]
銚子の円福寺という所で「寺宝展」が開催され、江戸の出版物が大学の先生の詳しい解説も加えられて見学出来た。
解説も終わり、あとはご自由に見学をというところで、思わぬ懐かしい人に声を掛けられ、久しぶりの再会に声を上げ、積もる話が泉のように湧き出て、夢中になって話してしまった。
こんなところでやらず、あっちでやれと叱られ、我を忘れてしまった自分に“しゅん”となってしまった。
妻との帰宅の車の中は葬式状態の静かさに。
・・・ただ、久しい人に会ったうれしさに我を忘れることが出来る感情が自分にまだあったことは大切だと思うようにして、反省しているのでした。

 

2025/11/08

俳句を詠んでみる_0608【 穫れた芋 その日の夕の食卓に 】

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今年は里芋にもチャレンジした妻が今年初の里芋をひとつ掘り上げたので一句。

【 穫れた芋 その日の夕の食卓に 】

《背景》季語:芋[秋]
妻は今年、里芋にも挑戦した。
今年最初の里芋を掘り出し、早速その日の夕食に上った。
「おいしいっ」家族の意見は一致した。

 

2025/11/07

俳句を詠んでみる_0607【 甘藷掘り 甘さの記憶 蘇る 】

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今年は柿だけでなく、甘藷の収穫もあった。そこで一句。

【 甘藷掘り 甘さの記憶 蘇る 】

《背景》季語:甘藷[秋]
今年は甘藷の収穫もあり、秋の満喫だ。
見ているだけで去年の藷の甘さが蘇ってきた。

 

俳句を詠んでみる_0606【 月の顔(かんばせ) 泣き出して 吾も泣く 】

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写真を撮ってその場で驚いた「泣き顔の月」を詠みました。

【 月の顔(かんばせ) 泣き出して 吾も泣く 】

《背景》季語:月の顔[秋]
妻が「大きな月が出ているよ」と声をかけてくれ、カメラを持って外に出たが、うまく撮ることが出来なかった。
ちょっとだけ哀しくなったのだが、撮れた写真の内、一枚が不思議に月が泣いているように光が流れ落ちていた。
それを見て私も様々つらいことが思い出され、泣きたくなった。

 

 

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2025/11/05

俳句を詠んでみる_0605【 秋の空 散策する池に 映える 】

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公園の散歩に気づくことは多く、それを詠んだ。

【 秋の空 散策する池に 映える 】

《背景》季語:秋の空[秋]
近くの公園へ行き、大きな池の周りを散策した。
秋の空が水面に映り、季節の移り変わりを感じた。

 

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