フォト

わたしのいきつけ

無料ブログはココログ

2025/01/15

俳句を詠んでみる_0333【 冬の日 妻とオニオングラタンスープ 】

20250115_onion_001

オニオングラタンスープの温かさにあらためてありがたくなって詠みました。

【 冬の日 妻とオニオングラタンスープ 】

《背景》季語:冬の日[冬]
妻と成田の麻賀多神社にお参りし、お昼に入ったところでランチについていたスープを少し金額をアップしてオニオングラタンスープにしてもらった。
熱くてふうふうと息を吹きかけてすすると、とても暖まった。

 

2025/01/13

俳句を詠んでみる_0331【 初春 湯島DELHI(デリー)カレー 辛し 】

20250113_curry_001

夫婦で長距離を歩いた「谷中七福神詣」、歩き終えカレー屋さんに入って一句。

【 初春 湯島DELHI(デリー)カレー 辛し 】

《背景》季語:初春[新年]
谷中七福神巡りを上野不忍池で終え、約12kmの道のりを歩き、お腹が空いてたどり着いた湯島三丁目のデリーに入り、夫婦でカレーを食べ、その辛さに疲れていた身体がシャキッとなった。

 

2025/01/10

俳句を詠んでみる_0328【 七種粥(ななくさがゆ) さっぱり 飾らず 生きる 】

20250108_nanakusa_001

七種粥を食べて、こんなふうにさっぱりと今年は行こうと思って一句。

【 七種粥(ななくさがゆ) さっぱり 飾らず 生きる 】

《背景》季語:七種粥[新年]
七日に家族で七種粥を食べた。
たいした調味料もいらないし、米と七草でシンプル。
今年は素のままで、飾らず、真っ直ぐ、シンプルに暮らそうと思った。

 

2025/01/06

俳句を詠んでみる_0324【 新年 電話相談の子 崇(けだか)し 】

20250105_radio_001

子供電話相談なんて懐かしいものをラジオで聞きました。そして一句。

【 新年 電話相談の子 崇(けだか)し 】

《背景》季語:新年[新年]
ラジオで「新年 子供電話相談」を聞いた。
子ども達の質問は、大人も疑問に思っていることを「なぜ?」と正面から先生にぶつけていて、その様子をとても気高いものだと感じた。
聞いていて、自らの行いについて質問されても堂々と答えられるくらい正直に生きようと思った。

 

2025/01/03

俳句を詠んでみる_0322【 御神木 注連縄(しめなわ)新た 願ひ事 】

20250103_goshinboku_001

妻、長女と初詣にいすみ市の神社まで行って一句詠みました。

【 御神木 注連縄(しめなわ)新た 願ひ事 】

《背景》季語:注連縄[新年]
妻、長女と一昨年から度々お参りしている、いすみ市の国吉神社に初詣でに行った。
本殿裏にある御神木まで行ってみると、注連縄が新たに巻かれ、その姿がとても神々しく、三人で手を合わせた後、大きく手を広げてパワーを全身に受けた。
そして今年のささやかな願い事もした。

 

 

20250103_goshinboku_002
20250103_goshinboku_003

2024/12/29

「仏教人生読本/岡本かの子」を読みました。

20241229_okamoto_kanoko_001

『仏教人生読本/岡本かの子著(中公文庫)』を古本で見つけ、読んでみました。
昭和9年に刊行された『佛教讀本(のちに「人生読本」として改題再刊)を、「仏教人生読本」と改題し、平成13年、中公文庫として刊行したものです。

岡本かの子氏といえば、あの岡本太郎の母であり、私の知っていることと言えば歌人として活躍した人、そして結婚後に夫の放蕩に悩み、精神を病んだのちには夫がかの子に他の男との恋愛を認め、しかもその男を夫婦二人と同居させ、さらにその男が去ったのちにも他の男二人と欧米への旅に出掛け(これには子の岡本太郎も同行させている)、ヨーロッパの芸術と文化を吸収させるに寄与したという事実がある・・簡単に言うとこんなことでした。

常人には考えられない世界ですが、こんなことのあった後にかの子を支えたのは、この本に書かれている仏教でした。

この本は、難しくて初めて聞くような仏教用語が多用されているのですが、人が生きていくうえでの実例をわかりやすく挙げながら説明しているので、なんだか“腑に落ちる”のです。

ただ、例示される人生の様子があまりにも多岐に渡り、しかも自分にとって刺激になり、そうかそういう考え方をすると納得できるのか・・などということになり、その都度自分の中に落とし込んでいたら約300頁のこの本、一週間ほどかかって読むことになってしまいました。

かの子が再三にわたって言っていることは、「これはこうだ」と決めつけず、自分の感情や、従来の考え方を押さえつけるようなことなく、“ほど良い立ち位置”を見つけて、人間というものの行い、考え方をするのがよいということだと、私は読みました。

いちばん私が興味深く、“面白い”と感じた部分を長いのですが引用いたします。

結婚当初、恋愛生活を夫婦愛と間違えていたものは、結婚後二年、三年、五年と経つうちに、余りに身近く打ち融けてお互いに異性としての魅力もなくなり、兄妹のごとく、師弟のごとく、母子のごとく、友達のごとく、感じて来るのに唖然として新婚の快い夢が覚めるのであります。

この時が結婚倦怠期であって、最も戒心をする時であります。
相互の矛盾欠点が眼に立ち、赤裸々の男女が鼻突き合わせて、遠慮会釈もなく、ザックバランに、二人が本当にこれから先きの長い生涯を一緒に暮らし得らるるや否やを吟味するのであります。

その刹那こそ真剣にして悲壮な場面であります。
この際、男の社会的地位も事業も風采も何の“たし”にもなりませんし、女の器量も表情も勘定のうちに入りません。

ただただ赤裸々な一男性と一女性とがお互いの愛と、ともに担い合う意力とを吟味するのであります。

かくしてお互いが信頼し得るものと決定したとき、その決定は仏教の真締に相当するものであって、物の真実性を認めたものであります。
決して誤算がありません。この時の結合はもはや人智や意志の結合ではなくて、因縁の理による自然力の結合であります。

私はこの結合を機として、本当の夫婦愛、本当の夫婦生活が始まるのだと思います。


・・・引用が長くてすみませんでしたが、この文は深いと思い、何度も読み返してしまいました。

一冊読むのにもたいへんな「読本」でしたが、この歳になった私にも色々と考えることがありました。

 

2024/12/16

俳句を詠んでみる_0304【 ストーブを買い 焼藷(やきいも)をやってみた 】

20241216_yakiimo_001

ファンヒーターの不調に伴い、昔懐かしいタイプのストーブを買って一句詠みました。

【 ストーブを買い 焼藷(やきいも)をやってみた 】

《背景》季語:焼藷・・(季語が重なってしまったが「ストーブ」も)[冬]
ファンヒーターは、不完全燃焼検知のセンサーが数年で壊れてしまうことが多く、思い切って懐かしい円筒型のストーブを買ってみた。
「これなら上でお湯も沸かせるし、そうだ芋を焼いてみよう」となり、やってみました。
けっこううまくいって、美味しかった。

 

 

20241216_yakiimo_003

2024/12/15

俳句を詠んでみる_0303【 父と来た喫茶 凩(こがらし)の通りに 】

20241215_cafe_001

クルマで街中を走っているときに、若い頃、父をクルマに乗せて来た喫茶店を見つけた。

【 父と来た喫茶 凩(こがらし)の通りに 】

《背景》季語:凩(こがらし)[初冬]
運転免許を取ったばかりの大学生の頃、朝起きると時々、父が車で送ってくれと言い、朝の出勤時に兄の車に乗せて出掛けたことが何度かあった。
父の会社近くで車を停め、時間があるとすぐそばの喫茶店でモーニングを取ってくれて、二人でトースト、ゆで玉子、珈琲で朝の時間を過ごした。
木枯らし吹く中、その喫茶店を見つけた。
日曜でやっていなかったが、どうやらまだ営業しているようで、ちょっとうれしかった。

 

2024/12/12

俳句を詠んでみる_0300【 紅葉(もみぢ)の画像 印刷し 義母の手に 】

20241212_momiji_001

今年の3月から独学で詠み始めた俳句。今回で300句目です。
来年2月までの一年間で365句も達成出来そうな気がして来ました。
日々気になったこと、感じたことを詠み続けようと思います。

【 紅葉(もみぢ)の画像 印刷し 義母の手に 】

《背景》季語:紅葉[秋]
紅葉の神社に妻、義母、義妹と出掛け、スマートフォンで撮った画像をLineやメールで送ろうかと思ったが、携帯電話の画像よりも紙に印刷してミニアルバムにした方が楽しく見てくれるのではないかと思い、印刷して手渡すことにした。
その気持ちを詠んだ。

 

 

20241212_momiji_002
20241212_momiji_003

2024/12/09

俳句を詠んでみる_0297【 小春日 古寺跡に 長女と佇む 】

20241209_kokubun_niji_001

長女と隣の市に出掛けたときに出来た時間に立ち寄った古寺跡で一句詠みました。

【 小春日 古寺跡に 長女と佇む 】

《背景》季語:小春日[初冬]
休日に、長女と市原市に出掛ける用があり、その後少し時間があったので、国分尼寺跡に二人で行ってみた。
広大な尼寺跡には、一部復元された建造物も有り、悠久の時を感じ、二人佇んだ。

 

 

20241209_kokubun_niji_002
20241209_kokubun_niji_003

より以前の記事一覧

2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック