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2025/12/10

俳句を詠んでみる_0640【 冬帝 劇場と名乗る映画館 】

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シネコンと呼ばれる映画館が多くなってきた中、・・という句を詠みました。

【 冬帝 劇場と名乗る映画館 】

《背景》季語:冬帝[冬]
12月に入り厳しい寒さがやってきた。
木枯らし吹く街にきょうも『千葉劇場』と“劇場”の文字ある看板を掲げ、凜として上映を続けている映画館を詠んだ。

 

 

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2025/11/17

俳句を詠んでみる_0618【 小春日 ネットで聞く 海外のFM 】

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日常、気軽に色々な音楽を聞きたいと探してみた新しい音楽の聞き方について詠んでみた。

【 小春日 ネットで聞く 海外のFM 】

《背景》季語:小春日[冬]
終活とまではいかないが、身の回りの色々なことを整理し始めている。
USEN放送も解約し、その代わりに様々な種類の音楽を聞くために何か出来ないかと思案した。
ネットで海外の音楽放送が聞けるか探してみると、米国、英国、南米、ヨーロッパ他、多くの国のFM放送が小さな町の放送局まで、そのまま聞けるものがあり、驚いた。
それらは、ほとんど皆いい音なので、Bluetoothでオーディオに継ぎ、この小春日に楽しんでいる。

 

 

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2025/11/13

俳句を詠んでみる_0614【 冬ざれのセルフレジ 立ち尽くす ひと 】

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行ってみたらセルフレジになっていた、という句を詠みました。

【 冬ざれのセルフレジ 立ち尽くす ひと 】

《背景》季語:冬ざれ[冬]
朝のマクドナルドに立ち寄った。
田舎だが、割と大きい店で、いつの間にかすべてセルフレジに変更されていた。
お客さんは老夫婦がけっこう多い。
あれれと立ち止まっている老人に「セルフレジになっております」と店員がカウンター越しに声を掛けているが、意味がわからず、聞き返していると店員が出てきた。
機械の前で立ち尽くす老人、朝のコーヒーも店員との会話なく操作することになったのか・・と寂しそうな表情に見えた。

 

2025/09/04

「不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち/五百田達成」を読みました。

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『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち/五百田達成(いおた・たつなり)著(Discover)』を古本で見つけ、読んでみました。
2016年11月に第一刷発行となっていて、この本は2017年4月発行のものですが、すでに“第十一刷”となっていて、表カバーにも書かれていますが、半年も経たぬうちに10万部突破していたことがわかります。

「きょうだい型」性格分析&コミュニケーションを謳った本で、仕事や恋愛、友人関係などの様々な人間関係に「長子」「中間子」「一人っ子」「末っ子」の“きょうだい型”を当てはめて考察していくこの本、想像するに人事関係の人まで参考にしていたんじゃないかと思います。

ただ、読んでいて感じたのは、今や少子化で、この本でいう「中間子」という兄・姉がいて弟あるいは妹がいるという人(※私もそうです)が少なくなっていて、つまり三人以上の兄弟関係が少なくなっている、また長男・長女として生まれたが、第二子・・つまり末っ子あるいは中間子となる人が生まれるまでに長い期間がある人もいるのではないかと思います。

要するに、「長子」なんだけど、「一人っ子」期間が長い人がいて、一人っ子的要素を持っている人も、この本が出た頃に比べて多いのではないかと思われます。

ですが、それを抜きにして読むと、とても面白い。
思い当たることばかりで思わず笑ってしまいました。
私も妻も三人兄弟だからです。私は中間子で、妻は長子。

表紙にも書かれていますが、長子は「きまじめな王様」、中間子は「永遠の思春期」、末っ子は「したたかなアイドル」、一人っ子は「マイペースな天才肌」・・というような調子で始まり、実例がたくさん示され、なるほど思い当たる“フシ”ばかりです(^_^;)

それぞれの立場の人達の仕事・結婚・恋愛・友達にはどの立場の人がよいのか、などという表もあって楽しく読んでしまいました。

褒められたときに長子は「私なんてまだまだ」と謙遜し、末っ子は「自分はすごい」と増長し、中間子は「裏があるのでは」と深読みし、一人っ子は「・・・!」と動揺するなんて書かれていましたが、中間子の私には思い当たるフシがあります(^_^)

価値観については、長子は「やるべきことをやる」、末っ子は「やれそうなことをやる」、中間子は「みんながやらないことをやる」、一人っ子は「やりたいことだけやる」・・・だってさ。

もひとつおまけに“欠けているもの”も挙げておきましょう。
長子「デリカシーがない」、末っ子「ガッツがない」、中間子「素直さがない」一人っ子「常識がない」・・・(^o^)

最後まで面白く読みました(*^^*)

 

2025/08/12

俳句を詠んでみる_0523【 “仏(ぶつ)”の 熨斗紙(のしがみ) もう売っていない夏 】

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“祝”の、「のし紙」は見つかったが、“仏”の「のし紙」は見なくなったという句。

【 “仏(ぶつ)”の 熨斗紙(のしがみ) もう売っていない夏 】

《背景》季語:夏[夏]
お盆も近づき、“仏”の熨斗紙(のしがみ)を百均に買いに行ったが、今年は元々仕入れていないと二つの店で言われ、妻がスーパーに行ってみたが、もうそういうものに需要が無くなっているのだろう、売っていなかった。

 

2025/07/16

「徳川慶喜家の食卓/徳川慶朝」を読みました。

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『徳川慶喜家の食卓/-徳川慶喜家当主- 徳川慶朝著(文春文庫)』を古本で見つけ、読んでみました。

著者の徳川慶朝氏は、日本の写真家ですが、江戸幕府第15代将軍・徳川慶喜の曾孫で、旧公爵徳川慶喜家第4代当主。母方を通じて松平容保の曾孫でもあるのです。

この本は2005年に刊行され、2008年に文庫化されたものです。
著者の徳川慶朝氏は、2017年に亡くなられています。

この本には、最後の将軍・徳川慶喜は大政奉還した後の生活では、割と質素な食生活であったことが書かれていましたが、それでもやがて東京の第六天町の屋敷に住まっていた時には、その敷地三千坪、屋敷内には五十人の人がいたそうです。
著者の父は、その屋敷で育ったとのこと。

興味深かったのは、大政奉還のあった年の三月二十五日から四月一日にわたって、慶喜公が大阪城に英、仏、米、蘭の四国の公使を招き、接見し、フランス料理で饗応したという部分でした。゜

慶喜公が密かに目論んでいた大君絶対王政の政治形態にもっていくための環境を整えようとしていたのではないか、ということでしたが、開国を迫る列強に、みずからの権威と存在感をアピールしようとしていたようです。

そのときのメニューが載っていましたが、凄いです。
何ページにも渡る豪華な料理で、ここを読むだけでこの本を読む価値があるくらいの内容でした。気になる方はぜひご確認を。

あの渋沢栄一は、若いときに一橋家の家臣で、慶喜公の弟、昭武氏といっしょにパリ万博に行った仲であったとのことで、第六天町の屋敷にも寄っていて、慶喜公がその頃食べていたもの、そして好きだった酒の種類についても書かれたものが残っていて、これもまた興味深いものでした。

著者の慶朝氏は、慶喜公も好きであったらしい珈琲が好きで、やがて茨城県ひたちなか市の「サザコーヒー」からの依頼で講演する機会があり、その際焙煎をしてみたいとお願いして、意外や本格的な珈琲豆を生み出し、「徳川将軍コーヒー」という名で売り出すことになり、かなりの売れ行きとなったことも書かれていました。
かなり深煎り(慶喜公も著者も、それにミルクを入れて飲むのが好きだった)だが、とても評判が良かったようです。

とにかく慶喜公についても、著者の慶朝氏についても、今まで知らなかったことが多かったのですが、次から次へと面白く、興味深い事実が明らかになって、楽しく読みました。
残念ながら徳川慶喜家第四代当主の慶朝氏は結婚しておらず、跡継ぎ無きまま亡くなられてしまいました。子供さんがいらっしゃれば、残された資料等からまだまだ新しい事実が世に出たかもしれません。

貴重な本を読ませてもらいました。

 

2025/07/09

俳句を詠んでみる_0491【 俳句知り 子供になった 夏の空 】

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この歳になって“一から始めた”俳句について詠みました。

【 俳句知り 子供になった 夏の空 】

《背景》季語:夏の空[夏]
一旦、退職して再任用となった矢先、職場・家で五度倒れ、二度の入院をし、仕事は諦めた。
人生のロケット、二段目は墜落した。
その後は療養につとめ、何とか頑張ってきたが、空洞のようなものを埋め切れずにいた。
たまたま、妻が誘ってくれた「夏井いつき」先生の“句会ライブ”に参加し、優勝したことで俳句と出会い、生まれて初めて句を詠むようになった。
まっさらの状態、子供からの出発のようだった。
今、俳句を知り、ありがとうと声を大きくして言いたい。

 

2025/07/03

俳句を詠んでみる_0485【 亀虫 網戸に張り付き 卵生み 】

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あやしい虫と光っているものを見つけて近寄ったら・・。

【 亀虫 網戸に張り付き 卵生み 】

《背景》季語:網戸[夏]、亀虫[秋]
※歳時記でみると、“亀虫”は「秋」、“網戸”は[夏]となっている。
実際にこの俳句に詠った卵の生みつけの様子を見たのはこの夏なので『網戸』を季語とした。

庭に出ていたら、自室の網戸に虫がいて緑色に光っている。
蛍かと思って近づいたら、薄茶色の大きな亀虫が網戸に次々と粒々の卵を生みつけていた。
蛍のように発光する緑色の卵があっという間に網に張り付いた。
初めて見る光景だった。

 

2025/06/03

「クスリと笑える、17音の物語 寝る前に読む一句、二句。/夏井いつき・ローゼン千津」を読みました。

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『クスリと笑える、17音の物語 寝る前に読む一句、二句。/夏井いつき・ローゼン千津(ワニブックス)』を古本で見つけて読みました。
2017年初版発行となっています。

この本は、あの夏井いつき先生と、その妹ローゼン千津さんが対談形式にして過去の名人上手の俳句を元ネタにして対談形式で“依頼された啓発本”を形成していく・・というものでした。

私が読んだ感じだと、啓発に“似たようなもの”を姉妹でちょっとユーモアを交えつつ俳句を“肴”にああでもないし、こうでもないと作り上げたものと、とらえました・・。

夏井さんは割と気が短く、即断的で理論的。ローゼンさんはのんびり屋で、情緒・感情が先走り、結論は後回し、そんな印象で読みましたが、しかも二人は姉妹なので遠慮会釈なく相手にものを言うので、“押さば引け、引かば押せ”のやり取りが実に絶妙で面白い!(^^;)

そもそも俎上にあがっている俳句の捉え方も両極端な感じで、だからこその人それぞれのものの感じ方、生き方、行動に対してのお二人の考えが発散されるように言葉のやり取りとして結実していて、読み応えがある対談になっていました。

しかも、私のような者には季語、俳句の勉強になりました、とても。

例として挙げられた俳句の作者も錚々たる顔ぶれでした。

高浜虚子、鈴木真砂女、中村草田男、星野立子、鷹羽狩行、飯田龍太、西村和子、ドナルドキーン・・まだまだ強者が・・。

私の印象に残った句は

罪もなく流されたしや佐渡の月 ドナルドキーン

笑ひ茸食べて笑ってみたきかな 鈴木真砂女

鰯雲人に告ぐべきことならず 加藤楸邨

出歩きや梅雨の戸じまりこれでよし 高田つや女

いつくしめば叱るときける寒さかな 松根東洋城

などでした。
どんなことを詠んでいるのか、そして夏井さんとローゼンさんはどう読んで、どう啓発に結びつけたのか・・ぜひこの本を読んでみてください。

 

2025/06/01

俳句を詠んでみる_0455【 また居るね 窓に守宮(やもり) 切り絵のよう 】

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ラジオで「文芸選評」を聞いていたときに出た兼題「守宮(やもり)」で私も一句詠んでみました。

【 また居るね 窓に守宮(やもり) 切り絵のよう 】

《背景》季語:守宮(やもり)[夏]
NHKラジオ「文芸選評」を聞いていたら、兼題が「守宮(やもり)」だった。
私も作ってみようと思い立ち、我が家にも現れる守宮(やもり)を詠んだ。
いつも同じ窓ガラスに現れる守宮。
外からの照明に照らされてシルエットが切り絵のよう。

 

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