「ビートルズの語感 曲づくりにも共通する遊びの発想/小島智」
『ビートルズの語感 曲づくりにも共通する遊びの発想/小島智著(DU BOOKS)』を読みました。
2021年刊行となっていました。
ちょっと“横組み”になっているので読みづらい感じになっていたのですが、それはこの本の性格上、ビートルズが歌詞やタイトル、その他ネーミングや、普段使っていた言葉、インタビューなどでの受け応えなど、実際に「英文」で表記されている部分が多いのでしようがないのです。
取り上げられている項目については、既に私が知っていることがほとんどでしたが、それでもこれだけ一冊の本にビートルズ達がしゃべった、使った言葉を一同に集めたものはたぶん他に無いものだと思いました。
今まで私が知ったのは、伝記的なものや、音楽評論、社会学的なものなどの書籍で一部分においてふれているところを覚えていたからで、これほど網羅されているものはありませんでした。
アルバム「レット・イット・ビー」で聞くことができるジョンやジョージの話し声の内容、「Dig it」の歌詞なども、うっすらと記憶にはあるものの、全て英文で表記して、その訳と解説が付されていて、「そうだったなぁ」とあらためて思い出したりもしました。
曲のタイトルや歌詞などでも、ビートルズならではというものはたくさんあって、それらを私も思い出しつつ、ビートルズの言葉に対する“敏感さ”、独特のユーモアとセンスなども長いファン生活の中の記憶が蘇ってきました。
そしていまだにそれらを覚えている私・・(^_^;)
ビートルズの魅力に気づき、曲やアルバムだけでなく、この人たちの言葉に対するセンスはいったい・・などと思い始めている若い人がいるのであれば、この本はそういう面でのバイブル的な存在となるでしょう。
私も色々なエピソードを思い出しつつ楽しんで読むことが出来ました。
ビートルズ初心者にも、往年のファンにもピタっとフィットする本だと思いました。


















最近のコメント